徳島労働局のアンケート結果をもとに、職場のいじめやパワハラ問題に悩む従業員と人事担当者の様子を描いたアイキャッチ画像
徳島労働局の職場いじめ・嫌がらせアンケート結果をもとに、飲み会参加の強要や上司の叱責に悩む従業員と、人事担当者が相談しやすい職場づくりを話し合う漫画画像
徳島県内企業へのアンケートでは、職場でのいじめや嫌がらせを感じる人が約3割にのぼり、上司の言動や飲み会参加の強要など、パワハラ防止に向けた実態把握と相談体制の整備が重要です。

【概要】

今回は、徳島労働局における「職場でのいじめ・嫌がらせアンケート結果」に関する内容を取り上げました。いわゆるパワハラです。徳島労働局でも、パワハラ被害の相談は毎年増加しています。

具体的には、「上司からの暴力的な言動」、「飲み会への参加強要」などの被害がある中で、「生活がかかっているため、現在の就職難では職場を辞めることはできない」という切実な訴えもあります。こうした状況下のため、徳島県内の企業の人事労務担当者にアンケートを実施することになりました。主な結果は以下の通りです。

Q:いじめがあった(ある)と感じるか?
・よくある・・・1%
・時々ある・・・27%
・ない・・・57%

Q:上司の注意の仕方が執拗か?
・しばしばある・・・1%
・たまにある・・・19%

Q:人事評価に個人的感情が含まれ公正でないか?
・しばしばある・・・1%
・たまにある・・・10%

Q:いじめの実態の把握
・できている・・・20%
・ほぼできている・・・44%
・できていない・・14%
・わからない・・・16%

【意見・感想・解説】

以上のように、上司の注意や人事評価のあり方に問題がある企業も少ないながらあることがわかります。また、いじめの実態の把握が不十分で、いじめがあったと感じる企業が、それぞれ概ね3割認めている状態です。

このように徳島県の事例ではありますが、パワハラについて、問題を抱えている企業が実際にあることがわかります。

パワハラについては、まずは未然防止が大事です。具体的には、パワハラ禁止について、社内研修を実施したり、ハラスメント対策マニュアルを配布して、「パワハラ=悪」ということを周知徹底することが大事です。

発生した場合の対応は、パワーハラスメント防止規程を作成しておき、規定の違反者に対しては就業規則に基づき懲戒処分を行うことになります。このようなことを地道に行うことが大事です。