人事労務解説「出張とは」|会社の出張命令を受け、通常の勤務場所から出張先へ移動する社員のイラスト
上司から名古屋への出張を命じられる社員と、出張後に通常の勤務場所へ戻る流れを説明する人事労務のイラスト
出張とは、会社の命令により通常の勤務場所とは異なる場所で一時的に業務を行い、終了後は元の就労場所へ戻る勤務形態です。

概要

出張とは、会社の命令により、通常の勤務場所とは異なる場所に移動して、業務に従事することです。

そして、出張は、転勤をともなう異動や出向とは異なり、早期に通常の就労場所に戻ることを前提としています。

したがって、出張はあくまでも業務命令の一つであり、出張命令そのものは、不当な動機等がなければ行うことができます。

就業規則の出張に関する規定例は、次の通りです。
出張旅費については、別途出張旅費規程で定めるところによるとしています。

(出張)
第7条 業務の都合により、社員に出張を命ずることがある。社員は正当な理由のないかぎり、これを拒否できない。
2 社員の出張旅費については、「出張旅費規程」で定めるところによる。

意見・感想・解説

出張は、企業が業務を円滑に進めるために必要となる業務命令の一つです。一方、出張に伴う交通費や宿泊費、日当などの取扱いが曖昧だと、従業員との認識の違いからトラブルにつながることがあります。そのため、就業規則だけでなく、出張旅費規程もあわせて整備し、費用負担や手続きなどを明確にしておくことが重要です。

顧問契約サービスのご案内

出張をはじめとする人事労務上のルールは、あらかじめ適切に整備しておくことでトラブルの予防につながります。また、問題が発生した場合にも、専門家へすぐに相談できる体制があれば、適切かつ迅速な対応が可能です。

当法人の顧問契約では、就業規則や各種規程の整備から日常的な労務相談まで継続的にサポートします。働きやすい職場環境を整えることは、優秀な人材の確保及び定着にもつながります。人事労務に関する身近な相談先として、ぜひ顧問契約をご活用ください。

顧問契約の内容

  • 定期対面による、親身な対応
    貴社の人事労務の課題を深く理解し、現場目線で実践的な提案を行います。
  • ご相談に対する、迅速な回答
    メール・電話・オンラインなど最適な手段でスピーディーに対応します。
  • 就業規則の作成・改定
    最新法令を踏まえた規程整備でリスクを軽減します。
  • 書式や最新情報のご提供
    実務でそのまま使えるフォーマットと最新トレンドを随時共有します。

代表社員 坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
坂本直紀の詳しいプロフィールはこちら
坂本直紀の研修・セミナー実績はこちら
坂本直紀の書籍執筆実績はこちら
坂本直紀の雑誌執筆実績はこちら
坂本直紀のメディア取材実績はこちら