2018年度最低賃金の全国加重平均額が26円引き上げられ874円となり、東京都985円・鹿児島県761円の地域差を示す解説画像
平成30年度の最低賃金について、全国加重平均額874円、26円引き上げ、東京都985円・鹿児島県761円を会話形式で解説する漫画画像
平成30年度の地域別最低賃金は、全国加重平均額が874円となり、前年度から26円引き上げられました。

【概要】

厚生労働省は、平成30年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.改定額の全国加重平均額は、874円(昨年度は、848円)。

2.全国加重平均額「26円」の引上げは、最低賃金額が時給のみで示されるようになった平成14年度以降、最大の引上げ。

3.時給最高額は、東京都の985円最低額は鹿児島県の761円。

【意見・感想・解説】

今回は、最低賃金について取り上げました。最低賃金は毎年引き上げられており、東京都は985円と、もうすぐ1,000円に到達しそうな勢いです。

私自身は国の考えとは異なり、基本的に賃金は会社と労働者間で決定するものであり、過度に国が関与するべきでないという考えをもっています。

現在は中小企業を中心に人手不足のため、最低賃金が引き上がったとしても「それでも人を雇いたい」という企業側の意思が働いており、結果としてあまり大きく騒がれていません。しかし、一旦不景気になり、雇用の需要と供給のバランスが崩れたら、大幅に引き上げられた最低賃金が足かせとなり、雇用調整等が生じるリスクがあると考えています。

一定の最低賃金の維持は大切ですが、あまり引き上げ幅を大きくし過ぎないことが望ましいと考えます。

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代表社員 坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員

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