2015年厚生労働省の過重労働解消相談ダイヤル結果発表を示す画像。長時間労働に悩む会社員と相談対応するオペレーターのイラスト。
長時間労働や未払い残業、休日・休暇について悩む会社員が、厚生労働省の過重労働解消相談ダイヤルと労働条件相談ほっとラインで相談する漫画イラスト。
厚生労働省が公表した過重労働解消相談ダイヤル488件、労働条件相談ほっとライン16,788件の相談結果を解説する画像です。

【概要】

厚生労働省では、11月を過重労働解消キャンペーン期間として、過重労働や賃金不払残業の撲滅に向けた集中的な取組を行っています。そして、「過重労働解消相談ダイヤル」と「労働条件相談ほっとライン」の相談結果をまとめました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.「過重労働解消相談ダイヤル」は、11月7日(土)に都道府県労働局の職員が直接相談を受け付けるものです。488件の相談が寄せられました。

2.「労働条件相談ほっとライン」は、委託事業により平日夜間・土日に無料で相談を受け付けていますが、4月1日から11月7日までの約7か月間に16,788件の相談が寄せられました。

3.相談内容としては、長時間労働・過重労働、賃金不払残業、休日・休暇について、多くの相談が寄せられました。

【意見・感想・解説】

今回は、厚生労働省の電話相談を取り上げました。

労働時間、賃金、休日、休暇に関するものであり、労働者にとって重要な労働条件に関する内容が集中しています。また、長時間労働・過重労働で、健康面が懸念されるような働きの中で、休日・休暇に関する問題が多いとなると、さすがに問題です。過労死、過労自殺の発生が懸念される状況といえます。

こうした過労死・過労自殺は、過労死等防止対策推進法が施行され、厚生労働省の監督指導の重点テーマの一つです。先程のようなケースで、悪質と判断されれば、監督署の調査が入ってきてもおかしくはありません。賃金不払い残業であれば、多額の割増賃金の遡及払いにつながります。

今一度、こうした問題が社内で発生していないか、確認してみるとよいでしょう。