2012年に埼玉労働局が社会福祉施設へ行った監督指導で、労働時間や就業規則、割増賃金の違反を説明するイラスト
埼玉労働局の社会福祉施設への監督指導結果について、87事業場中58事業場で違反が見つかり、労働時間や就業規則、割増賃金の問題を説明する漫画
埼玉労働局の監督指導では、社会福祉施設87事業場のうち58事業場で労働基準法等の違反が確認されました。

【概要】

埼玉労働局では、社会福祉施設に対する監督指導結果をまとめました。具体的には以下のとおりです。

1.平成23年に立ち入り調査した87事業場のうち、58事業場で労働基準法等の違反が見つかりました。

2.最も違反が多かったのは、労働時間関係で、36協定の締結・届出を行わなかったり、協定の延長限度を超えて残業させていた事業場が32.2%に達しています。

3.その他、違反率が高い順に、就業規則の作成・届出が21.8%、割増賃金の支払いが17.2%などと続いています。

【意見・感想・解説】

今回は、埼玉労働局の監督指導結果について、取り上げました。労働基準関係、特に36協定に関する違反が多いことが特徴的です。

本来は、法定労働時間を超えて残業することは、いけないのですが、36協定を締結するとともに、就業規則で法定労働時間を超えて労働することがあることを記載することで、時間外労働が可能になります。

いいかえれば、法定労働時間を超えた残業を行うには、36協定が必要不可欠ということです。

もし、36協定の締結・届出が出来ていない場合は、確認をされておくとよいでしょう。