社員が社内システムの意見投稿BOXにアイデアを投稿し、採用された意見が仕組みとして実現される様子を表したイラスト
社員が「もしもBOX」に機能改善のアイデアを投稿し、採用された意見が新機能として社内システムに反映される様子を描いた漫画イラスト
社員の「こんな機能があったら便利」という意見を投稿でき、採用されたアイデアが実際の新機能として反映される仕組みを表しています。

【概要】

あるインターネット事業を行う会社では、社員から、多くの意見を吸い上げ、その意見を生かすために「もしもBOX」という意見投稿BOXを社内システムの中に設けました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この「もしもBOX」とは、社員であれば誰もが、「もしもこんな機能があったら・・・」等の意見を投稿することができるものです。

2.そして、投稿して終わりではなく、採用された意見がきちんと反映できる仕組化をしています。その結果、多くの意見が実現されています。

【意見・感想・解説】

今回は、「もしもBOX」という意見投稿BOXを導入している企業の取り組み事例を紹介しました。

いわゆるボトムアップです。多くの企業で行われている改善提案制度と同じようなタイプといえます。

さて、会社の労務管理で大切なのは、トップダウンとボトムアップのバランスです。

例えば、社内で過重労働をなくしたり、ハラスメントをなくすことについては、トップダウンが、とても重要です。トップの強い決意で、こうした問題をなくすということを宣言し、会社全体で積極的に取り組む姿勢を社内に周知徹底することが大切だからです。

ただ、日常の業務の改善は、経営者層よりも各職場で働く社員の提案が大きな役割を示します。そして、こうした提案を通じて、社員の経営への参画意識を高めていき、提案された内容について、内容を精査し、必要なものは改善し、成果を上げていくことが有効になります。

従って、トップダウンとボトムアップをバランスよく実施することが大切になります。

そして、もしもBOXのような改善提案制度は、提案したものについて、適切に評価し、提案した社員にフィードバックすることも、当然重要になります。