SNS運用支援会社で社員3人と社長が食事をしながら会社・仕事・プライベートについて語り合う4人会議制度のイメージ
SNS運用支援会社で社長と社員3人が食事をしながら会社・仕事・プライベートについて話す4人会議制度の漫画イラスト
社長と社員3人が食事を囲み、部署を越えて交流する「4人会議」の様子を漫画で紹介。

【概要】

あるSNS運用支援会社では、4人会議制度を実施しています。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.「4人会議」とは、社員3人と社長の、計4人による食事会です。

2.社内のコミュニケーションを活性化することが目的です。

3.できる限り、別々の部署から参加者を選び、社長とともに「会社・仕事・プライベート」について語り合います。

【意見・感想・解説】

今回は、4人会議という制度を取り上げました。

社長と直に語り合う食事会ということで、複数の部署から社員が参加することが特徴的です。

部署数が多いと、いわゆる縦割りの弊害によるセクショナリズムのリスクが生じます。従って、部署横断のコミュニケーションが重要であり、こうした4人会議の制度はうなずけるものがあります。

おそらく社長が音頭をとって、話を活性化させていると思います。

社長は、食事の機会が多くなり、時間のやりくりで大変な面があると思いますが、社内活性化はとても重要です。参考になる事例です。

今回の事例を踏まえ、会社(社長)から社員へのメッセージおよび規程例を作成しました。ご参考ください。

会社から社員へのメッセージ例

社員の皆様へ

いつも日々の業務に真摯に向き合い、会社を支えてくださっていることに、心より感謝しています。

今回の「4人会議制度」は、その思いを形にする取り組みの一つです。社員3人と社長1人が食事をともにしながら、部署の垣根を越えて、会社のこと、仕事のこと、そして時にはプライベートのことまで、ざっくばらんに語り合える場にしたいと考えています。

普段の業務の中では、どうしても関わる相手や会話の内容が限られがちです。しかし、違う部署の仲間と交流し、率直に意見を交わし、互いの考えや思いを知ることは、働きやすい職場づくりにとても大切です。また、社長である私自身も、皆様の声に直接耳を傾け、現場の思いや本音を知る機会を何より大事にしたいと思っています。

4人会議が、気負わずに話せる温かな場となり、相互理解を深めるきっかけになることを願っています。皆様からいただく言葉や気づきは、今後の会社づくりにしっかりと生かしてまいります。

これからも会社は、社員の皆様を大切にし、安心して働き続けられる職場づくりに真剣に取り組んでまいります。ぜひ率直な思いやご意見を聞かせてください。皆様とともに、より良い会社をつくっていけることを心より願っています。

代表取締役社長〇〇〇〇

4人会議制度規程例

(目的)
第1条 本規程は、社員3人と社長1人の計4人による食事会を実施し、社員相互および社長とのコミュニケーションを活性化することにより、社内の連携強化および職場環境の向上を図ることを目的とする。

(定義)
第2条 本規程において「4人会議」とは、社員3人と社長1人の計4人で行う食事会をいう。
2 4人会議は、業務上の指示命令を主たる目的とする会議ではなく、相互理解および自由な意見交換の場として実施するものとする。

(実施目的)
第3条 4人会議は、次の各号を目的として実施する。
1.社内コミュニケーションの活性化
2.部署を越えた相互理解の促進
3.社長と社員との距離を縮め、率直な意見交換の機会を設けること
4.会社、仕事および私生活に関する考え方を共有し、より働きやすい職場づくりに役立てること

(参加者)
第4条 4人会議の参加者は、社長1人および社員3人をもって構成する。
2 参加する社員は、できる限り異なる部署から選出するものとする。
3 前項のほか、組織運営上必要があるときは、所属部署、勤続年数、職種その他の事情を考慮して参加者を決定することができる。

(選出方法)
第5条 4人会議に参加する社員は、会社が選出する。
2 会社は、部署間の交流促進の趣旨に照らし、できる限り偏りが生じないよう配慮して参加者を選出するものとする。
3 会社は、必要に応じて社員本人の予定、業務状況その他の事情を確認のうえ、参加の可否を調整することができる。

(実施内容)
第6条 4人会議においては、会社、仕事、職場環境、働き方、私生活その他相互理解に資する事項について、自由に意見交換を行うものとする。
2 4人会議は、参加者が安心して発言できるよう、穏やかで自由闊達な雰囲気のもとで実施するものとする。
3 4人会議においては、特定の社員に対する批判、誹謗中傷、ハラスメントに該当する言動その他制度の趣旨に反する行為をしてはならない。

(実施頻度および日時)
第7条 4人会議の実施頻度、開催日、開催時間および場所は、会社が定める。
2 会社は、業務への支障が生じないよう配慮しつつ、4人会議を計画的に実施するものとする。

(社内手続き)
第8条 4人会議を実施する場合、主管部署は開催日程、参加者、会場その他必要事項を事前に決定し、対象社員へ通知するものとする。
2 対象社員は、通知を受けたときは、所定の方法により参加の可否を回答するものとする。
3 業務上その他やむを得ない事情により参加が困難な場合は、対象社員は速やかに所属長または主管部署へ申し出るものとする。
4 主管部署は、必要に応じて参加者の変更、日程の再調整その他必要な措置を講ずるものとする。
5 4人会議実施後の意見、要望その他制度運営上有益な事項については、必要に応じて主管部署が取りまとめ、今後の制度運営の参考とすることができる。

(費用負担)
第9条 4人会議に要する飲食費その他会社が必要と認める費用は、会社が負担する。
2 費用の取扱いに関し必要な事項は、別に定める社内ルールに従うものとする。

(服務上の留意事項)
第10条 参加者は、4人会議の趣旨を理解し、互いの立場を尊重して誠実に参加しなければならない。
2 参加者は、4人会議の場で知り得た他の参加者の निजीな事情その他取扱いに配慮を要する情報について、本人の意思に反してみだりに他へ漏らしてはならない。
3 4人会議への参加の有無または発言内容のみをもって、人事評価その他の処遇に不利益を生じさせてはならない。

(主管部署)
第11条 4人会議制度の主管部署は、○○部とする。
2 主管部署は、本制度の円滑な運用のため、必要な事務を行うものとする。

(改廃)
第12条 本規程の改廃は、会社が行う。

(附則)
第13条 本規程は、令和◯年◯月◯日より施行する。

顧問契約サービスのご案内

社内コミュニケーションの活性化や、部署を越えた相互理解の促進は、働きやすい職場づくりに欠かせません。一方で、制度を導入・運用する際には、参加者の選び方、運営上の公平性、発言内容への配慮、ハラスメント防止、個人情報の取扱いなど、実務上注意すべき点も少なくありません。

顧問契約をご利用いただくことで、こうした人事労務上のトラブルを未然に予防し、万一問題が生じた場合にも、適切かつ迅速に対応することが可能になります。制度設計、社内周知文書の整備、規程作成・改定、運用相談まで、貴社の実情に応じて継続的にサポートいたします。

また、社員が安心して意見を交わし、会社への信頼感を高められる環境を整えることは、優秀な人材の確保及び定着にもつながります。人が集まり、育ち、長く活躍できる職場づくりを進めるためにも、日常的に相談できる人事労務のパートナーとして、ぜひ顧問契約をご活用ください。

顧問契約の内容

  • 定期対面による、親身な対応
    貴社の人事労務の課題を深く理解し、現場目線で実践的な提案を行います。
  • ご相談に対する、迅速な回答
    メール・電話・オンラインなど最適な手段でスピーディーに対応します。
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    最新法令を踏まえた規程整備でリスクを軽減します。
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    実務でそのまま使えるフォーマットと最新トレンドを随時共有します。

代表社員 坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員

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