ドラム缶製造販売会社のオフィスで、社員が毎朝タブレットのくじで座席を決めるフリーアドレス制度の様子
ドラム缶製造販売会社の社員が出勤時にタブレットで座席番号をくじ引きし、書類やパソコンをロッカーに収納して整理整頓されたオフィスを保つ様子
出勤時にタブレットへタッチすると、その日の座席番号がランダムに表示される仕組み。固定席をなくすことで、書類やパソコンをロッカーに収納する習慣が定着しています。

【概要】

あるドラム缶製造販売会社では、オフィスでの座席を固定せず、くじで決めています。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.事務部門の社員は毎朝出勤の際に、職場の入口付近においてあるタブレットにタッチします。すると、数字がランダムに表示されます。この数字に対応した席が、その社員の本日の座席になります。

2.つまり、本人のデスクが固定されていないため、自分の書類やパソコンなどは、本人のロッカーに収納し、退社することになります。その結果、オフィスがきれいに整理整頓されている状況となっています。

【意見・感想・解説】

今回は、日々の自席をくじで決める制度を取り上げました。まさに朝から”運試し”ですね。

いわゆるフリーアドレス制と固定座席の、中間的な意味合いです。社内のいろいろな人と交流ができるメリットがあります。荷物を溜め込まないことになるため、結果的にオフイスもきれいになりますし、いいこと尽くしです。

ただ、一方で注意すべきは、ハラスメントです。もし、事務部門内にハラスメント行為が疑われる社員がいれば(人に怒鳴る、特定の異性を近くでじろじろ見るなど)、さすがにその近くの席は嫌ですよね。仮に、くじで半強制的に、その問題社員の近くに座ることになった場合、仕事に集中できないかもしれません。

ですので、こうした制度は、あくまでもハラスメントがみられない職場環境であることが、前提ということになります。