
【概要】
前回は、「段取り力」についてお話ししました。今回は、「一時間脳セットアップ法」についてお話しします。
参考文献:「脳を活かす仕事術」 茂木健一郎 PHP研究所
タイムプレッシャーという考え方があります。タイムプレッシャーとは、自分の作業に制限時間を設けて脳に負荷をかけて、それを乗り越えた時の喜びによって、脳の回路を鍛えるやり方です。
仕事を始めるときに「一時間以内にこの仕事をここまでやる」等の目標を定して、実現できるように全力を尽くします。この目標は、「自分にはちょっと難しいかもしれない」というレベルが理想です。例えば、「自分にとって無理がある契約」を結ぶことをイメージすることが有効です。
つまり、脳は、長いタイムスパンで目標を覚えているようにはできておらず、遠い目標よりも直近のスケジュールを優先させる傾向にあります。従って、1~2時間で終わるものを一つに集中することが大切になります。これを、「一時間脳セットアップ」といいます。
以前、がんばるタイムの設定についてお話ししました。これは、12時30分~14時30分をがんばるタイムとし、私語、電話、オフィス内移動禁止とするものです。このケースは2時間ですが、タイムプレッシャーをより上手に活用している事例といえそうですね。
次回は、「仕事は先行逃げ切り」について解説します。お楽しみにして下さい。









