熊本県の係長級男性職員が17人へのパワハラで戒告処分となった問題を示す、叱責する上司と怯える職員たちのイラスト
熊本県の係長級男性職員による長時間の叱責や威圧的な言動、ファイルを机にたたきつける行為などのパワハラ問題を描いた漫画風イラスト
熊本県の係長級男性職員が、長時間の叱責や威圧的な質問、物を投げる行為などにより職員へ精神的負担を与え、戒告処分を受けた問題。

【概要】

熊本県は、ある係長級の男性職員(54才)を戒告の懲戒処分にしました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.17人の職員がこの男性からの被害を報告し、このうち1人が強度のストレスで精神疾患を患いました。

2.この男性職員は、2019~2022年度にかけて、2時間以上の指導、叱責を少なくとも40回近く繰り返しました。

3.質問を繰り返して、相手が反論できない状況に追い込みました。また、ファイルを机にたたきつけ、ティッシュの箱を投げつけることもありました。

【意見・感想・解説】

今回は、パワハラで戒告になったケースを取り上げました。

「2時間以上の叱責」、「ファイルを机にたたきつけ」、「ティッシュの箱を投げる」、「40回近く繰り返し」

これだけみると、さすがに、パワハラです。メンタル不調者がでていますので、戒告では甘い処分かもしれませんね。

それにしてもハラスメントはなくなりませんね。今回は50代の社員が行為者です。

こうした昭和世代の方は、中には昔の常識から離れられない人もいるかもしれません。昔の常識は通じないことを社員研修等により、しっかり学び、認識しておく必要があります。

ハラスメント対策研修のご案内

今回のようなパワハラ事案は、企業・組織にとって大きなリスクとなります。メンタル不調者の発生や、処分者が出ることで、職場全体の信頼感や生産性にも深刻な影響を及ぼします。

「昔はこれが当たり前だった」「これぐらいは指導の一環だと思っていた」──そういった感覚が通用しない時代であることを、管理職をはじめ全社員が正しく理解することが必要です。

坂本直紀の研修では、具体的な事例を用いながら、「何がハラスメントに該当するのか」「適切な指導との違いは何か」など、すぐに現場で活かせる知識と意識を高めていただけます。

ハラスメントを未然に防ぐために、ぜひ研修をご検討ください。

 

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ

一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

 

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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