山形県の町で元職員が町長から襟元をつかまれ町長室に連れ込まれたと訴え、人権救済を申し立てた問題のイメージ画像
山形県の町で元職員が町長に襟元をつかまれ町長室に連れ込まれたと訴え、町長が謝罪し第三者委員会による調査方針が示された問題の漫画イメージ
元職員が町長から襟元をつかまれたと主張し、人権救済を申し立てた問題。町長は会見で謝罪し、町は第三者委員会を設置して実態調査を進める方針です。

【概要】

山形県のある町の元職員の男性が、人権侵害を受けたとして山形地方法務局に人権救済の申し立てを行いました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この男性は、退職を巡るやり取りの中で、町長から上着の襟元をつかまれ、強い力で町長室に連れ込まれたと主張しています。会見では、町長が「未熟なことにカッとなってしまった」と発言し、行為を一部認めたうえで「申し訳ない」と謝罪しました。

2.今後、町ではパワハラの有無を明らかにするため、第三者委員会を設置し、実態の調査を進める方針です。

【意見・感想・解説】

今回は、町長によるパワーハラスメントの事案を取り上げました。

上司である町長が、部下である職員に対し、襟元をつかむという物理的な接触を伴った対応をしたことが明らかになっています。

これは、明らかに威圧的な言動であり、パワハラの典型的なケースといえるでしょう。

町長は「未熟なことにカッとなった」と弁明していますが、感情的な理由を正当化することはできません。

そもそも部下を強い力で町長室に連れ込むような行為は、組織の長として極めて不適切です。

今回の事案を機に、深く反省し、二度とこのような行為が繰り返されないための取り組みが強く求められます。

ハラスメント対策研修のご案内

今回のように、感情に任せた言動や不適切な対応は、パワハラと判断されるリスクが極めて高く、組織に深刻な影響を及ぼします。管理職をはじめとしたすべての職員が、ハラスメントの基礎知識と適切な対応を学ぶことが、トラブルの未然防止につながります。

当法人では、実際の事例をもとにした「わかりやすく、実践的な」ハラスメント対策研修を実施しています。ぜひこの機会にご検討ください。

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ

一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員

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