
現在はエイジフレンドリーについて取り上げています。
今回は、その中でも「基本的な姿勢」について解説します。
経営トップによる方針と体制の整備
高齢者の労働災害を防ぐためには、組織的かつ継続的な取り組みが欠かせません。具体的には以下の対応が求められます。
- 経営トップが高齢者労働災害防止に取り組む姿勢を明示し、安全衛生方針を表明すること
- 実施体制を明確にし、責任の所在をはっきりさせること
- 労働者の意見を反映させる機会や労使で話し合う場を設けること
- 衛生委員会等がある事業場では、高齢者労働災害防止に関する調査・審議を行うこと
リスクアセスメントの実施
- 高齢者特有の身体機能の低下に伴うリスクを、災害事例やヒヤリハットから洗い出す
- リスクの優先順位を整理し、対応策を明確化する
職場環境の改善
- 身体機能を補う設備や装置を導入(ハード面での対策)
- 高齢者の特性を考慮した作業管理を実施(ソフト面での対策)
健康・体力の状況把握
- 「労働安全衛生法」に基づき、雇入時・定期健康診断を確実に実施
- 健康診断や体力測定により、客観的に労働者の体力を把握する
健康・体力に応じた対応
- 基礎疾患等を考慮し、労働時間の短縮や深夜業の軽減、作業転換などを行う
- 安全性・健康面で適合する業務とのマッチングを進める
安全衛生教育
- 「労働安全衛生法」に定める教育や必要な技能講習・特別教育を実施
- 映像や写真、図解など非文字情報も活用し、理解を深める
管理監督者への教育
- 教育担当者や管理監督者に対し、高齢労働者の特性や対策に関する教育を行う
いかがでしたでしょうか。
次回も引き続き、エイジフレンドリーについて解説していきますので、ご期待ください。
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代表社員 坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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