兵庫労働局の小売業調査で、過半数の事業場が労災を繰り返し発生させ、7店舗に1店舗が原因究明と対策を実施していないことを示すイラスト
兵庫労働局の小売業安全衛生自主点検で、労災発生職場の3分の2が労災を繰り返し、7店舗に1店舗が原因究明や対策を実施していないことを説明する漫画
兵庫労働局の調査により、小売業の労災発生職場では再発が多く、事故後の原因究明や再発防止対策の徹底が重要であることが示されました。

【概要】

兵庫労働局では、第三次産業のうち労災発生件数が最も多い小売業の災害防止対策のため、安全衛生自主点検を行いました。具体的には以下のとおりです。

1.労災発生事業場の3分の2で繰り返し労災を発生させていたことが判明しました。

2.7店舗に1店舗の割合で労災の原因究明と対策を実施していないことも判明しました。

【意見・感想・解説】

今回は、兵庫労働局における安全衛生の自主点検結果を取り上げました。

小売業の状況が深刻ですね。建設業や製造業のような危険性が高い業種とは違い、労災に対する意識が希薄なのかもしれません。

ただ、労災とは、発生すれば、会社の安全配慮義務違反にもつながり、大きなトラブルにつながりかねません。

また、小売業や、今回は上げられていませんが、飲食業といった業種は長時間労働化しやすい性質も有しています。

長時間労働が原因で健康障害ともなれば、業務起因性により、労災ということにもなりかねません。是非とも、注意していただきたいと思います。