
【概要】
ある樋受け金具等の製造販売会社では、従業員なら誰でも利用できる保育所を設けています。具体的には以下の通りです。
1.女性も男性も会社にとっては同じ貴重な戦力と位置づけており、保育所があれば結婚しても会社を辞めずに済むのではないかと考え、企業内保育所を設立しました。この保育所は、会社創業の昭和30年に設置されました。
2.この保育所は正社員だけでなくパートでも利用可能です。夫婦共働きなら生後6カ月から小学校入学前まで保育所を使えます。
3.生後1歳になるまで、育児休暇が取得できますが、保育所があるため、ほとんどの社員は6カ月程度で育児休暇を切り上げて、仕事に復帰している状況です。
4.また、普段から従業員同士で仕事をカバーしあい、子育て中の従業員の仕事の負担を軽くするようにしています。
【意見・感想・解説】
今回は、企業内保育所を導入している企業について、取り上げました。
現在は、大企業を中心に企業内保育所の動きも珍しくなくなりましたが、昭和30年から、企業内保育所を設けていたのは、驚きです。当時から、女性に対する支援を明確にしてきたことが感じられます。とても素晴らしいことです。
企業が、このように対応することで、結果として女性社員の職場復帰を早め、また、社員同士が助け合うという良好な職場環境の形成にも寄与いたします。
さて、今回は、企業内保育所のケースを取り上げました。ただ、私は、女性の支援は積極的に行うべきであると考えていますが、それは、あくまでもできる範囲で、無理をしないということが大切です。
現実的に企業内保育所の設置は難しい面があると思います。そのときに、このように企業内保育所の導入事例があるから、わが社もやらなければいけないと思うことはよくありません。
大切なことは、あくまでも自社に合った支援を、心をこめてできる範囲で行うことになります。









