平成24年度能力開発基本調査におけるOFF-JT費用の増加傾向と人材育成課題を示す研修風景のイラスト
平成24年度能力開発基本調査をもとに、OFF-JT費用の増加見込みと人材育成における指導者不足・時間不足・離職の課題を会話形式で解説する漫画イラスト
OFF-JT費用は正社員・正社員以外ともに今後3年間で上昇傾向とされ、人材育成では指導者不足、育成時間の不足、育成後の離職が主な課題となっています。

【概要】

厚生労働省では、平成24年度「能力開発基本調査」の結果を取りまとめました。具体的には以下の通りです。

1.正社員一人当たりに対するOFF-JTの費用について、「今後3年間」の見込みと「過去3年間」の実績を比較しますと、昨年に引き続き、今後3年間は「上昇傾向」とする企業割合が高くなっています。正社員以外も同様の傾向です。

2.また、人材育成に関して何らかの「問題がある」と回答した事業所は68.7%でした。問題点として最も多い回答は「指導する人材が不足している」(51.3%)です。続いて、「人材育成を行う時間がない」(44.5%)「人材を育成しても辞めてしまう」(40.4%)の状況です。

【意見・感想・解説】

今回は、厚生労働省の能力開発基本調査結果を取り上げました。OFF-JTの費用が上昇している一方、指導できる人材が不足していることが、課題ですね。

OFF-JTとは、業務命令に基づき、日常の仕事を一時的に離れて行う教育訓練のことです。

こうした、教育訓練に力を入れることは、良い傾向です。やはり、人材の育成は企業にとって必要不可欠です。一方、優秀な人材ほど、自己の能力向上に積極的です。

そうした成長の機会を会社が支援することはとても大切です。

同時に、社員が指導できる能力を身につけることも大事です。そもそも、人に教えるということは、かなり大変で、しっかり勉強する必要があります。その結果、間違いなく、指導する立場の社員は大きく成長します。

こうしたことも積極的に取り組むとよいでしょう。