
【概要】
前回から、「社員のほめる化」について、取り上げさせていただいています。
最近では、メンタルヘルスに関するご相談が、とても多いのですが、メンタルヘルスは、何といっても、予防が肝心です。そのためには、メンタルヘルス不調を発生しにくい職場環境を形成する必要があります。
そして、その上で、重要なことの一つとして、「ほめる化」があります。
今日は、「好意返報性の原則」と「レッテル効果」を取り上げます。好意返報性の原則とは、「相手をほめると、相手も自分のことをほめたくなる」ことをいいます。最近は、フリーという言葉が当たり前のように使われていますが、これも、ある意味、返報性を意識しています。
例えば、マンガや雑誌の立ち読みを考えてみましょう。立ち読みをする場所と言えば、コンビニが思い浮かびます。その場合、立ち読みができるコンビニとそうでないコンビニに分かれます。
少年ジャンプという週刊誌は、コンビによっては、レジの前に並べていたり、ビニールで覆っている等して、立ち読みが不可能な状況になっています。
一方、あるコンビニでは、普通に陳列していて、普通に立ち読みができる状態になっています。
この場合、普段立ち読みをしている人にとっては、そのコンビニに知らず知らずのうちに好意を抱いています。その結果、機会があれば、弁当や飲み物を、そのコンビニで買うことにつながります。
人は、何かしてもらえば、お返しをしたいという気持ちが無意識に働きます。ほめることも同様です。ほめられますと、自然に相手をほめたくなるものです。そして、お互いが自然にほめるようになれば、前回お話ししたピグマリオン効果によって、お互いに期待通りの行動をすることにつながります。
次回も「ほめる化」を解説します。お楽しみにしていて下さい。









