
【概要】
ある大手自動車会社は2013年に高岡工場で作業速度を大幅に落とした生産ラインを新設する方針です。具体的には以下のとおりです。
1.新設するのは「ものづくり伝承ライン」です。加齢で体力や視力の低下により、通常のラインの速度での作業が難しくなった従業員に対応します。
2.また、来年4月から、工場の生産部門で労働時間を半分に短縮する「ハーフタイム勤務」を試行する方針です。
【意見・感想・解説】
来年4月から、改正高年齢者雇用安定法が施行されます。こうしたこともあり、各社では、高齢者雇用について、様々な準備を行ってきていることが感じられます。
さて、今後は、65歳までの雇用継続が当たり前になる中、いかに高齢者のモチベーションを向上させ、もてる能力を発揮してもらうかが大事です。
私は、高齢者については、一律に取り扱うことは、あまり適切でないと考えています。
60歳でも、若い社員等同様に元気で働きたい、こうした人を「バリバリ型」と私は読んでいますが、バリバリ型の人には、これまで通りの勤務で会社に貢献をしてもらいます。
一方、定年後は、自分の生活における時間を多くもち、定年前より緩やかに働きたい方、これを私は「ホドホド型」と呼んでいますが、こうした人には、短時間勤務や隔日勤務等で対応し、業務の内容も軽減したものがよいと考えます。
このように、高齢者の働くことへの考え方は異なりますので、一律に対応するのではなく、高齢者の働き方によって、適切に評価や処遇をしていくことがよいでしょう。









