警察署内で男性巡査部長が同僚職員を叱責し、パワハラで減給処分となった事案を表すアイキャッチ画像
警察署内で巡査部長が同僚職員に暴言を吐き、清掃中の職員が上司に相談してパワハラが発覚した事案を描いた漫画画像
清掃などの雑用中に同僚職員へ叱責や小突きを繰り返したとして、男性巡査部長が減給処分を受けた事案です。

【概要】

ある県警では、同僚にパワハラをしたとして、50代の男性巡査部長を、減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にしたと発表しました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.この巡査部長は、職場で清掃などの雑用中、30代の一般職員の男性に対し、「親に怒られたことないんやろ」「そんなことも分からんのか、ボケ」と叱責を繰り返しました。また、頭を小突いていました。

2.この一般職員の男性が上司に相談し発覚しました。巡査部長は「自分の指導が間違っていた」と反省しているようです。

【意見・感想・解説】

今回は、パワハラに関する事例を取り上げました。こうした言動は慎まなければなりません。反省して、二度と繰り返さないでいただきたいと思います。

さて、私が注目したのは、今回は相談がうまくいったということです。パワハラがあって、上司に相談し、その後、懲戒処分というかたちでしたが、適切に対応し、深刻な事態になることを防いだことは、とても良かったと思っています。

パワハラは、通常、繰り返されるものです。その結果、最悪の場合は自殺にまで、つながります。

従って、パワハラが発生した場合は、最初の段階で、きちんと対応することがとても重要であり、そのためには相談体制の整備が大きな役割をはたします。今一度、社内のハラスメントに関する相談体制を見直してみるとよいでしょう。