おつまみ向け珍味食品の商品企画会議で、社員やパート従業員がアイデアを出し合い、新商品候補を評価しているイラスト
おつまみ向け珍味食品会社で、社員とパート従業員が毎月商品アイデアを提案し、社長が評価5の企画を商品化へ進める様子を描いた漫画
毎月約170件のアイデアを集め、社長のチェックと商品企画会議を経て、新商品化を進める珍味食品会社の取り組み。

【概要】

おつまみ向けの珍味食品を手がけるある会社では、商品企画において、社員のアイデアを重視しています。具体的には以下のとおりです。

1.社員はパート従業員を含め70人です。毎月社員は最低2つ、パート従業員は1つの商品アイデアを出さなければなりません。

2.毎月約170件のアイデアが出され、月末に集計され、翌月初めに商品企画会議にかけられます。その間に社長が目を通し、1つ1つについてチェックします。

3.最終的に5段階で総合評価し、「5」を獲得したアイデアについて、商品化に向けた作業を始めます。

【意見・感想・解説】

今回は、全社員による商品のアイデア出しについて、取り上げました。正社員、パート従業員問わず、全社員を対象にしていることが特徴的です。

経営への参画意識が芽生えるメリットがあります。日頃、私がお客様にお話ししている中で、「距離を縮めること」があります。

この距離とは、物理的な距離ではなく、心理的な距離を意味します。すなわち、会社では、経営者と社員の距離、上司と部下の距離、組織間の距離等が該当します。

これらの心理的な距離をいかにして縮めるかが大事です。それにより、社員の会社への帰属意識が創出されることになります。

今回のケースでは、社員のアイデアを社長が自分の目で確認して、評価しています。まさに、社長と社員の間の距離が縮まっている良い例といえます。