工場の製造ラインで作業者と管理者がアンドン表示板を確認し、異常や稼働状況を見える化してチームで問題解決する様子
工場の製造ラインで作業者がアンドンを点灯させ、管理者とチームが機械停止の状況を共有して問題解決に取り組む様子
アンドンは機械停止や異常をランプで知らせ、現場の状況を誰でもひと目で把握できるようにする見える化の代表的な仕組みです。

【概要】

今回は、見える化に関する内容について取り上げます。見える化で有名なのは、トヨタの生産方式の一つであるアンドンです。

このアンドンの主な特徴は以下の通りです。

1.アンドンとは、トヨタの各工場の製造ラインに吊り下げられている掲示板のことです。機械の稼働が停止しているのかをランプで表示します。これにより、現場の管理者は、現場の状況が、把握できるようになります。

2.そのため、アンドンは、現場の管理者がどこにいても見えるように大きくする必要があります。

3.アンドンを点灯させる責任と権限は、各ラインの作業担当者に委ねられています。

4.問題の解決にはチームで取り組みます。

【意見・感想・解説】

今回は、トヨタのアンドンによる見える化について取り上げました。

ポイントは、異常の見える化ということになります。異常や問題があると、それを解決するために、個人が頑張ってしまうことがありますが、そうなると、余計に時間がかかり、他の工程に手待ち時間ができる等、影響が出てしまいかねません。

そうなると生産効率が悪くなるため、異常があれば、すぐにアンドンを表示させ、チームですぐに取り組んで、異常の早期解決を図ります。

この場合、大切なことは、異常はすぐに知らせるということを習慣化させることになります。

悪いことは隠したり、また責任を感じて個人が頑張ってしまうことがありますが、そうではなく、悪い情報は積極的に開示し、様々な人の助けを借りながら、早期に解決を図ることが重要といえます。