平成23年度の精神障害の労災請求件数と支給決定件数が過去最多となったことを示す職場のイラスト
平成23年度の精神障害の労災請求件数と支給決定件数が過去最多となったことを示す職場のイラスト
厚生労働省の発表によると、平成23年度の精神障害に関する労災請求件数は1,272件となり、3年連続で増加しました。

【概要】

厚生労働省は、平成23年度の脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況を発表しました。精神障害については、請求件数が1,272件で3年連続の増加となり、過去最多になりました。

精神障害の支給決定件数も過去最多を記録しました。

【意見・感想・解説】

今回は、精神障害の労災補償状況を取り上げました。

東日本大震災の影響、また昨年12月の労災認定の基準の変更もあり、精神障害の請求は増加するのではないかと予測していましたが、結果的に過去最多を記録しました。

今後ですが、昨年12月の労災認定の基準の変更内容は、今年度にさらに理解が深まると思いますので、精神障害に関する労災の請求は増加するのではないかと予測しています。

労災とは、業務起因性によるということですから、会社は業務に影響して精神障害を発生させない、すなわち労災による精神障害の請求に結び付かないように、しっかりと対策を講じる必要があります。

まずは、長時間労働の抑制とハラスメントの防止です。