社員の名前を覚える大切さをテーマに、上司が若手社員に名前で呼ぶコミュニケーションを説明しているイラスト
名前で呼ぶことで職場の親密さが増し、社員同士の距離が縮まる様子と、名前当てゲームで楽しく名前を覚える研修風景を描いた漫画イラスト
名前で呼び合うことは、社員同士の親しみや信頼関係を育てる第一歩です。名前当てゲームのように楽しみながら覚える工夫も、良好な職場環境づくりに役立ちます。

【概要】

今回も名前を覚えることの大切さについて解説します。今回は、「ジャパネットたかた」の取り組みを取り上げます。

※参考文献:ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?(萩島央江 著 日経BP社)

ジャパネットたかたの高田社長は、社内のコミュニケーションを円滑にするために心がけていることが2つあります。

それは「社員の名前を覚えること」と「あいさつ」です。ここからは、参考文献の引用です。(P218記載)

「社員の名前を覚えることをなぜ心がけているかというと、名前で呼び合うことで親密さが増し、お互いの距離が縮まるからです。誰だって、ただ話しかけられるより、名前で呼ばれるほうがうれしいですよね。会社が少し大きくなって、新しい社員が増えてくると、全員の名前を覚えるのは大変かもしれませんが、私は名前で声をかけるようにしています。」

また、社内で名前当てゲームもしています。

例えば、異動してきた社員に前に出てもらい、「これからあなたたちが、名前を知らなかったスタッフに自己紹介をしてもらいますから、全員の名前を覚えてください」といい、スタッフをランダムに指さして、「この人はだれ?」と聞いていきました。その結果、楽しみながら名前を覚えるようになりました。

また、社員からは、こういう意見も出ています。「高田社長は社員の名前を覚えているばかりか、出身地や趣味などを驚くほど記憶している」

「名前を覚えて、名前で呼ぶ」は、とてもシンプルなことではありますが、意外にできていないのではないでしょうか。でも、こうしたことを地道に積み重ねていくことが良好な職場環境の形成に寄与します。