
【概要】
ある調査会社では、「ためしてガッ10制度」を導入しています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.社員自身が、「業務改善や自己成長のために必要」と感じた備品や外部研修があったとします。この備品購入や研修参加について、その目的や期待する効果を全社員の前でプレゼンします。
2.プレゼンを通じて他の社員からの承認が得られた場合、会社がその費用を年間10万円まで補助します。
3.PC周辺機器、アプリケーション、有料セミナー参加費など、幅広く対象としています。
【意見・感想・解説】
今回は、「ためしてガッ10制度」を取り上げました。
まず、上司の承認ではなく、”全社員に対するプレゼン”というハードルがあるからこそ、本気度が高まります。
そのため、単なる制度利用というより、「トレーニングの場」としての意味合いも強く、人材開発の観点からも有効です。
さらにいえば、「あの人が導入したアイテム、自分の部署にも使えるかも!」というように、共有化が図れることも魅力的です。
とても参考になる事例です。
今回の事例を踏まえ、会社(社長)から社員へのメッセージおよび規程例を作成しました。ご参考ください。
会社から社員へのメッセージ例
社員の皆様へ
いつも会社の発展のために力を尽くしてくださり、心より感謝申し上げます。当社が導入している「ためしてガッ10制度」は、皆様一人ひとりの成長と挑戦を会社として全力で応援したいという想いから生まれました。
業務改善や自己成長に向けた備品購入や研修参加を、皆で承認し合い支え合う仕組みは、社員同士の絆を深めると同時に、職場全体の活性化につながるものと信じています。皆様の前向きな挑戦が、会社の力そのものです。
会社はこれからも、社員の皆様の「やってみたい」という気持ちを大切にし、安心して長く働ける職場づくりに努めてまいります。ぜひ積極的に制度を活用し、自らの成長と仲間との協働を楽しんでください。
代表取締役社長〇〇〇〇
ためしてガッ10制度規程例
(目的)
第1条 本規程は、社員の業務改善および自己成長を促進するため、会社が必要な備品購入や外部研修等の費用を補助する「ためしてガッ10制度」について定めるものとする。
(対象)
第2条 本制度の対象は、社員が業務改善または自己成長のために必要と認めた備品の購入および外部研修の受講とする。
1.PC周辺機器、アプリケーション等のソフトウェア
2.有料セミナーや外部研修の参加費
3.その他、業務改善や自己成長に資すると会社が認めたもの
(申請手続)
第3条 社員は、制度の利用を希望する場合、以下の手続きを行わなければならない。
1.備品購入または外部研修の目的および期待する効果について資料を作成すること。
2.全社員の前でプレゼンテーションを行うこと。
3.プレゼンテーション後、他の社員の承認を得ること。
(補助金額および条件)
第4条 会社は、前条の承認を得た場合、対象費用について年間10万円を上限として補助する。
2.補助は1年度ごとに適用され、未使用分の繰越は認めない。
(社内手続き)
第5条 社員は、承認を得た後、総務部に必要書類を提出し、会社所定の手続きを経て補助金の支給を受けるものとする。
(附則)
第6条 本規程は、令和◯年◯月◯日より施行する。
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