
【概要】
競馬のある騎手が、「所属厩舎の調教師からパワハラを受けた」として、損害賠償を求める訴訟を提起しました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.被害を訴えた騎手は調教師から頭部を殴打されるなどの暴行を、継続的に(複数回)、受けていました。騎手はこの中の2件について、警察に被害届を提出しています。
2.「調教師」と「新人騎手」の関係性では、騎手は、我慢せざるを得ない状況ということでした。
【意見・感想・解説】
今回は、パワハラについて取り上げましたが、「競馬界のパワハラ」ということで、注目されている事件です。
まず、パワハラは、力関係が背景にあることが多いです。今回は、調教師と新人騎手との関係ということで、力関係は明白です。
また、パワハラなどのハラスメントは、一旦行われると、継続的に行われるという傾向があります。今回も継続的に複数回発生しており、中でも2件は警察に届け出るほどのひどい内容であったことが、感じられます。
これまでも何度もお伝えしていますが、パワハラが継続的に行われると、受けた側はメンタル不調となり、最悪の場合は自殺してしまうリスクがあります。そうなると、遺族、同僚や所属組織に、多かれ少なかれ影響を与えてしまうことは、否めません。
早めに相談できる窓口の整備や、パワハラに関する研修を通じて、このようなトラブルの未然防止を図ることが重要です。
ハラスメント対策研修のご案内
今回ご紹介した競馬界でのパワハラ事案は、「力関係」に起因する深刻な問題の一例です。調教師と新人騎手という関係性の中で、暴力的な行為が繰り返される状況は、他の職場でも決して無関係ではありません。
坂本直紀の研修では、このようなハラスメントの背景にある構造や心理、そして未然に防ぐための実践的な対応策を、わかりやすく解説しています。
職場内での適切なコミュニケーションを促進し、安心して働ける環境づくりを目指すことが、組織の信頼性向上にもつながります。
ぜひ、貴社でもハラスメント対策研修をご検討ください。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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