
【概要】
ある楽器メーカーの男性社員がパワハラで体調を崩し、自殺しました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.会社は、自殺した社員の体調悪化の原因に、上司によるパワハラがあったと認めました。
2.男性社員は、50代の執行役員の男性上司から、業務内容について「行き過ぎた指導」を受けており、社内窓口への通報で発覚しました。
3.会社は執行役員の男性上司との委任契約を更新せず、3月末で退任させる方針です。
【意見・感想・解説】
今回は、パワハラが原因で自殺した事件を取り上げました。まず、パワハラは一つ間違えれば、このように自殺という問題につながるリスクがあることを認識しておく必要があります。
通常、パワハラは、「上司から部下」に対して行われます。今回は、執行役員から部下への行き過ぎた指導ということで、典型的なパターンといえます。
また、執行役員であった上司が退任させられることも特徴的です。普通の社員であれば、解雇ですね。パワハラで自殺ともなれば、このように厳しい処分を科しても不思議ではありません。
何度もこのメルマガでお伝えしていますが、パワハラは”百害あって一利なし”です。
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ハラスメント対策研修のご案内
パワーハラスメントは、被害者の心身に深刻な影響を与えるだけでなく、企業にとっても安全配慮義務違反、損害賠償、労災認定、社会的信用の低下、人材流出など、極めて大きなリスクにつながります。特に管理職や役員による「行き過ぎた指導」は、本人にその自覚がないまま重大なハラスメント問題へ発展することがあります。
そのため、企業には「ハラスメントを起こさない職場づくり」とともに、「適切な指導」と「不適切な言動」の違いを管理職が正しく理解するための教育が欠かせません。坂本直紀の研修では、パワハラをはじめとする各種ハラスメントの基礎知識、企業リスク、管理職としての対応、相談を受けた際の留意点などを、実務に即してわかりやすく解説します。
ハラスメント問題を未然に防ぐために、管理職向けのハラスメント対策研修の実施をご検討ください。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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