IT企業のオフィスで社員が会議効率化やノー残業デーに取り組み、残業半減運動を進めるイラスト
IT企業のモデル部署で残業半減運動を始め、ノー残業デーやフレッシュフライデー、会議効率化に取り組む社員の漫画イラスト
残業が多い部署をモデル部署に選定し、水曜のノー残業デーや金曜のフレッシュフライデー、会議・資料作成の効率化で残業削減を進める様子。

【概要】

あるIT企業大手では、残業半減運動を実施しています。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.残業が多い部署をモデル部署に選定し、残業半減運動を実施しました。

2.実施策では、「ノー残業デーの徹底と拡充」、「フレッシュフライデー」の導入率が高くなっています。

「ノー残業デーの徹底と拡充」は、水曜日をノー残業デーとして徹底し、可能な場合はそれ以外にも設定します。「フレッシュフライデー」は、週1回の金曜日は、定時前に帰るという活動です。

3.また、会議の効率化や資料作成時間の短縮を図る取り組みもありました。

【意見・感想・解説】

今回は、IT企業の残業削減策について、取り上げました。

先日の、厚生労働省による、若者の「使い捨て」が疑われる企業等に関する無料電話相談の実施結果において、主な相談内容では、1位が賃金不払残業、2位が長時間・過重労働でした。また、ワークライフバランスの重要性も指摘されています。こうした状況下において、企業における残業削減の取り組みは、避けては通れない状況です。

さて、今回の事例において、特に重要だと感じたことは、具体的な残業削減策というよりも、まずは残業の多い部署を把握して、そこをモデル企業として、削減に取り組んでいることです。

私も、企業の依頼で、全従業員の労働時間を算出したことがありましたが、残業が多い部署や社員は、はっきりしていました。まずは、残業が多い部署や社員に対して改善を促すことが、とても大切になります。ご参考として下さい。