
【概要】
ある県警の警視が部下に対し、大声で怒鳴るなどのパワハラを繰り返した疑いがでています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.調査の結果、同一警視から、10人前後 が高圧的な態度を受けたとされています。
2.部下からの報告内容に対し、威圧的に問い詰めを行いました。また、大声で怒鳴るなどにより、精神的に追い詰めている疑いも生じています。中には休職中の署員もいます。
【意見・感想・解説】
今回は、大声で怒鳴るパワハラによりトラブルになった事例を取り上げました。
まず、大声で相手を怒鳴ることは、パワハラにおける「精神的な攻撃」に該当します。この他にも、机を叩く、ごみ箱を蹴飛ばすといった威圧的な行動も、精神的な攻撃に該当します。一昔前と異なり、こうした言動が現在ではパワハラと見なされてしまうという認識をきちんと持つ必要があります。
また、パワハラは繰り返して行われる傾向にあるため、継続的なパワハラが原因で、メンタルヘルス不調に陥ることもあります。現に、今回のケースでも休職中の署員がでています。最悪の場合は、メンタルヘルス不調から自殺につながることもあるため、注意が必要です。
今一度、社内でパワハラと呼ばれる言動が発生していないか、確認してみるとよいでしょう。
ハラスメント対策研修のご案内
大声で怒鳴る、威圧的に問い詰める、机を叩くなどの行為は、パワーハラスメントにおける「精神的な攻撃」に該当する可能性があります。指導のつもりで行った言動であっても、相手を精神的に追い詰めたり、職場環境を悪化させたりすれば、組織全体の大きなリスクにつながります。
特に、管理職や上司は、部下への指導・注意の場面で、感情的にならず、適切な伝え方を身につけることが重要です。ハラスメントは一度発生すると、被害者のメンタルヘルス不調、休職、離職、職場の士気低下、組織の信用失墜など、深刻な影響を及ぼすおそれがあります。
坂本直紀の研修では、パワーハラスメントに該当しやすい言動や、管理職として注意すべき指導方法、相談を受けた際の対応、職場内コミュニケーションの改善方法などを、具体的な事例を交えてわかりやすく解説します。ハラスメントを未然に防ぎ、安心して働ける職場づくりを進めるために、ハラスメント対策研修の実施をご検討ください。
ハラスメント対策研修例(管理職向け)
(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ
一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。
研修講師:坂本直紀の紹介
坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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