平成22年度の大阪府労働相談で非正規労働者からの相談増加を示すイラスト
平成22年度の大阪府労働相談で相談件数減少と非正規社員の相談割合上昇を説明する漫画イラスト
大阪府の平成22年度労働相談では、相談件数は1万3247件と前年度より14%減少した一方、非正規社員の相談割合は30.1%に上昇しました。

【概要】

大阪府は、平成22年度の労働相談報告・事例集をまとめました。具体的には以下のとおりです。

1.相談件数は、1万3247件。前年度より、14%減少

2.割合では、正社員は46.4%と3.5ポイント減少しましたが、非正規社員は30.1%と4.0ポイント上昇しました。

3.相談内容では、「解雇・退職勧奨」が1987件、「労働契約」が1461件、「賃金未払い」が1087件の順に多くなっています。

【意見・感想・解説】

前年度より労働相談件数が減少しているものの、1万3000件を超えている状況から、まだまだ多い状況ともいえます。

また、傾向では、非正規社員の労働相談の割合が増加傾向にあることも特徴的です。

非正規社員につきましては、まずパートタイム労働法による労働契約の明示です。昇給・退職手当・賞与の有無については、きちんと明示しているか確認することがよいでしょう。

また、雇止めもトラブルが生じやすいといえます。例えば、以下の3点に問題ないか確認した方がいいでしょう。

1.契約更新手続きが形骸化していないか
2.雇止めの予告はされているか
3.雇用保険の加入手続きに問題がなかったか

特に、雇用保険の加入は、雇止めの際の失業給付の受給に大きく影響がありますので注意が必要です。