社員モチベーション向上策として改善提案制度を活用し、社員同士が助け合いながら業務効率化と会社の成長を目指す様子
改善提案制度により、ショートカットキーのメモ共有で資料作成の悩みを解決し、社員同士が助け合って業務効率化と会社の成長につなげる漫画
パソコン操作の便利なショートカットキーを共有する小さな改善提案が、社員の負担軽減や職場のコミュニケーション向上につながります。

【概要】

これまで、「ムダ撲滅運動」によるコストダウンの事例と「アイデア提案」で新製品開発を推進した事例を紹介してきました。

今回で、改善提案制度の解説は最後になりますので、改善提案制度に関する私の考え方を述べさせていただきます。まず、改善提案制度は、「会社で決められているから実施する」といった義務的な感覚を社員のほとんどが感じていたら、うまくいきません。

改善提案制度は、お互いが幸せになるための1つの制度であると感じることが大事です。

例えば、パソコン操作に不慣れな社員が1人いたとしましょう。このため、要領が悪く、パソコンでの資料作成作業にかなり時間がかかっていたとします。この場合、ショートカットキー(CTRL+Aですと全部選択し、CTRL+Cでコピー、CTRL+Vで貼り付け等)を知っておくと、作業が円滑に進むことがあります。

勿論、いまのようなケースは「常識。何を今さら」と感じる方もいるかもしれませんが、中高年の社員の方などは意外に把握していないこともあります。

こういう便利機能に詳しい社員がコンパクトにメモとしてまとめて、パソコンに不慣れな労働者のパソコンに貼付すると、作業効率の向上につながります。

当然、このような提案をして、適切にまとめた社員には、それなりに労をねぎらう必要があります。具体的には、改善後の効果に応じて賞金を出すことになります。

これが改善提案制度です。周りの社員の業務効率につながり、ストレスが軽減されます。逆に他の社員の改善提案により、自分が助けられるかもしれません。

改善提案制度を有効活用し、お互いに助け合い、尊重し合う社員間の良好なコミュニケーションを図ることが会社と社員の成長・発展に大きく寄与すると考えます。