一人暮らし開始応援金を受け取る新入社員のイラスト
一人暮らし開始応援金として3万円を説明する社員のイラスト
初めて一人暮らしを始める新入社員に向けて、引っ越しや家具購入を支援する応援金3万円を支給(支給は1回限り)

【概要】

あるシステム開発会社では、一人暮らし開始応援金制度を導入しています。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.入社を機に初めて実家を離れて一人暮らしを始める方を対象に、応援金として30,000円を支給します。

2.支給は1回限りで、過去に一度も一人暮らしをしたことがない方に限ります。

【意見・感想・解説】

今回は、「一人暮らし開始応援金制度」を取り上げました。

新入社員の生活基盤を支える支援策です。

初めての一人暮らしは、家賃の敷金・礼金や家具・家電の購入、引っ越し費用など多くの出費が発生します。

3万円という金額は決して大きくはありませんが、会社が新生活を応援しているという姿勢を示すことなります。

採用の観点からも、こうした制度は 「若手社員を大切にしている会社」という印象を与えます。

特に地方から都市部に出てくる人材には刺さりやすい面があります。

今回の事例を踏まえ、会社(社長)から社員へのメッセージおよび規程例を作成しました。ご参考ください。

会社から社員へのメッセージ例

社員の皆様へ

このたび、「一人暮らし開始応援金制度」を導入しました。

新たな環境での一歩を踏み出す時、不安と期待が入り混じるものです。特に、初めての一人暮らしには、家具の購入や引っ越しなど、生活の立ち上げに多くの負担がかかります。

私たちの会社は、そうした皆さんの新生活を少しでも応援したい、という思いからこの制度を設けました。

金額としては決して多くはないかもしれませんが、「皆さんのスタートを会社はしっかりと見守り、応援している」という気持ちを込めています。

会社は、社員一人ひとりを大切な仲間と考えています。どんな小さな支援でも、それが皆さんの安心や前向きな気持ちにつながればと願っています。

これからも、働きやすく、安心して長く働ける会社を目指してまいります。皆さんも、新生活とともに、新たな仕事のスタートを、どうか楽しんでください。

代表取締役社長〇〇〇〇

一人暮らし開始応援金制度規程例

(目的)
第1条 本規程は、入社を機に実家を離れて一人暮らしを始める社員に対し、生活基盤の安定を支援するために、一人暮らし開始応援金を支給することを目的とする。

(支給対象者)
第2条 一人暮らし開始応援金の支給対象者は、次の各号のすべてを満たす新入社員とする。
1.入社を機に、実家を離れて一人暮らしを開始する者
2.過去に一度も一人暮らしの経験がない者

(支給金額および回数)
第3条 一人暮らし開始応援金の金額は30,000円とし、支給は1回限りとする。

(申請手続き)
第4条 一人暮らし開始応援金の支給を受けようとする者は、入社後1か月以内に、所定の申請書を人事部に提出し、会社の承認を得なければならない。
2.会社は、必要に応じて住民票や賃貸契約書の写し等の確認書類を求めることができる。

(支給時期)
第5条 会社は、前条の申請内容を確認のうえ、申請月の翌月末までに本人の給与口座に一人暮らし開始応援金を振り込むものとする。

(附則)
第6条 本規程は、令和◯年◯月◯日より施行する。

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代表社員 坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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