宮城県の県立高校で女性教諭が男性主任教諭からパワハラを受け苦しむ様子を描いたイラスト
宮城県立高校で女性教諭が男性主任教諭から手紙やメモによるパワハラを受け、校長が注意する場面を描いた漫画イラスト
宮城県の県立高校で、女性教諭が男性主任教諭から不満を書いた手紙やメモを繰り返し受け取っていたパワハラ問題を表した画像です。

【概要】

宮城県の県立高校女性教諭が、パワハラを苦に自殺しました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.県立高校の女性教諭が同校の男性主任教諭から、十数回にわたり不満をぶつける内容を含む手紙やメモを受け取っていました。

2.この男性教諭は校長から、そういった内容を記載した手紙を置くことをやめるよう注意を受けていました。しかし、男性はそれを一切改めませんでした。

それどころか、「(あなたに)仕事は一切、お願いしません」などと書いた手紙を置く行為も、していました。その後、女性は自殺を図りました。

3.この男性教諭は、停職3か月という処分になりました。

【意見・感想・解説】

今回は、パワハラを苦にして自殺した事案を取り上げました。精神的に、かなり追い込まれていたのだと思います。

正直、停職3か月は甘いようにも思えます。今後、県では懲戒基準の見直しを図り、ハラスメントについて免職も対象とする方向で調整しているようです。

ハラスメントについて悪質性が高く、職員を自殺にまで追い込むようであれば、免職も検討する必要があると考えます。

そして、[ハラスメント]→[メンタルヘルス不調]→[自殺念慮]→[自殺] が最悪のパターンです。

ハラスメントは、こうした悲しいことが生じるリスクがあることを認識しておく必要があります。

⚠ 緊急時は 119(救急)/110(警察)
いのちの電話 0570-783-556(24h)
#いのちSOS 0120-061-338(24h・無料)
よりそいホットライン 0120-279-338(24h・多言語)

ハラスメント対策研修のご案内

今回のように、度重なる精神的圧力が原因で教職員が自ら命を絶ってしまうケースは、極めて深刻です。指導と称して行われる陰湿な行為が、相手の尊厳と命を奪う可能性があるという認識を、組織全体で共有しなければなりません。

坂本直紀の研修では、パワハラの本質を正しく理解し、悪意のないつもりの言動がどのように人を傷つけるかを明らかにしながら、防止・対応策を具体的に学んでいただきます。特に教育現場など、人を育てる職場では、適切な関わり方と心のケアが不可欠です。

悲しい出来事を繰り返さないために、今こそ本気のハラスメント対策を。

ハラスメント対策研修例(管理職向け)

(1)ハラスメントによるリスク
(2)セクシュアルハラスメントとは
(3)パワーハラスメントとは
(4)妊娠、出産、育児休業等のハラスメントとは
(5)カスタマーハラスメントとは
(6)ハラスメントと労災
(7)ハラスメントをしないために
(8)怒りの感情コントロール
(9)適切な指導
(10)相談対応上の留意点
(11)ハラスメントを受けた場合
(12)ハラスメント防止規程解説
(13)職場内コミュニケーション
(14)グループワーク
(15)まとめ

一緒にハラスメントのない職場づくりを目指しましょう。

研修講師:坂本直紀の紹介

坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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