働き方改革の一環として、午後6時に業務用パソコンが自動停止する仕組みに驚く市職員のイラスト
佐賀県唐津市の働き方改革として、午後6時の業務用パソコン自動停止や残業申請を説明する職員の漫画イラスト
佐賀県唐津市は、時間外勤務申請のない職員の業務用パソコンを午後6時に自動停止し、長時間労働の抑制を図ります。

 

【概要】

佐賀県唐津市は、職員の業務用パソコンを午後6時に自動停止する試みを始めました。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.対象は、時間外手当が発生する係長級  以下の約960人が使用するパソコンです。

2.市職員の就業時間は、通常午前8時半から午後5時15分。事前に時間外勤務申請をしていない場合、午後5時半にパソコン画面に「庁内ネットワーク端末自動シャットダウンのお知らせ」が表示されます。これにより、作業中のデータ保存を促します。

3.来月以降は、再起動に緊急認証カードが必要になります。

【意見・感想・解説】

今回は、働き方改革を推進している佐賀県唐津市の取組みを紹介しました。

パソコンの強制シャットダウンにより、不要な残業を防止するというものです。更に再起動にも認証を設けるとのことで、その徹底ぶりが窺えます。

現在は、業務を遂行する上でパソコンの使用が当たり前となっています。裏を返せば、パソコンの使用に制約を設けることが、過剰な業務時間の防止に非常に効果的であると言えます。

事前申請し許可が下りていれば、残業は可能になります。そうでない限り、定時以外の残業、つまりパソコン利用は不要となるため、使用停止するという標準運用は、理に適っています。

働き方改革により、このように長時間労働削減を防ぐ動きは、もう止まらないでしょう。今後は、こうした強制力をもって、不要な残業を抑制する動きが広がっていくものと思われます。