
【概要】
ある医療機器メーカーの子会社では、50~60代の女性4人が、代表取締役からパワハラを受けたなどとして、計約1700万円の損害賠償を求めました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.この代表取締役は、「社員の入れ替えは必要だ。50代は性格も考え方も変わらない。転勤願を出せ」などと発言しました。
2.裁判では、会社と代表取締役男性に約360万円の支払いを命じました。
3.判決によると、こうした発言は繰り返されており、不当に懲戒処分をしたりボーナスを減額したりしていました。訴えた4人は、既に退職しています。
【意見・感想・解説】
今回は、パワハラに関する裁判を取り上げました。
パワハラは、通常は、社内で力の強いものから弱いものに対して発生します。今回は代表取締役から女性社員に対してのパワハラであり、まさに典型的なパターンといえます。
そして、パワハラは一度ではなく、繰り返されます。今回も繰り返しパワハラが発生しており、退職にまで追い込まれています。
また、パワハラは一歩間違えれば、メンタル不調になり、自殺に追い込まれる可能性も生じます。
パワハラは、百害あって一利なしです。社内でパワハラが発生しないように、適切な対策を講じることが必要です。









