
【概要】
ある区役所勤務の男性課長(50代)が、部下の女性職員にマタハラを繰り返していました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.この男性課長は、部下の女性職員が結婚した際に、以下の発言をしました。
・ 異動の関係があるから、妊娠するならこの月にしろ
・ この月に妊娠したら、別の部署に移動できる など
2.女性が妊娠を報告した際に、「職場にどれだけ迷惑がかかるかわからないのか。タイミングが最悪だ!」と叱責しました。これ以外にも、同僚職員へのパワハラも発覚しています。
3.市は、この男性課長を停職3か月の懲戒処分としました。
【意見・感想・解説】
そもそも、妊娠の報告を受けたら、「おめでとう」の言葉を返すのが基本です。「職場に迷惑がかかる」、「タイミングが最悪だ」とは、決してあってはならない発言です。また、”妊娠時期は、自由にコントロール可能”という発言も、大変失礼です。
本来は、相手ときちんと話し合い、妊娠中の働き方や引継ぎについて、適切に対応していくことが大切です。男性課長は猛省し、再発防止に取り組んでいただきたいと思います。
今後は、育児・介護休業法が改正され、さらに育児関連の休暇や休業が取得しやすくなる予定です。このように、国として子育て支援に力を入れている中、マタハラ発言は、こうした動きに逆行するものです。
今一度、自社でこうしたことが起こっていないかどうか、確認してみるとよいでしょう。









