パートの雇用区分をショートパート・ロングパート・マスター社員へ多様化し、正社員登用制度を見える化するホームセンターの事例
パートの雇用区分をショートパート・ロングパート・マスター社員に分け、正社員登用制度を見える化するホームセンターの説明漫画
ショートパート、ロングパート、マスター社員という勤務時間別の区分を明確にし、正社員登用試験への道筋を分かりやすく示した事例です。

【概要】

仕事の見える化と社員のほめる化が大切と考え、様々な事例を紹介しています。今回は、仕事の見える化に関連して、パートの登用制度のルール化について取り上げます。

パートは、パートタイム労働法の関係で、正社員への登用制度を設けている会社も多いと思います。こうした登用制度も一つの見える化ですね。今まで、何となく、良いパート社員は、いずれは正社員と頭の中で決めていたものがルール化され、誰もが見て分かるようになるからです。

さて、今回紹介する事例は、あるホームセンターの取り組みです。この会社では、パートの雇用区分を多様化し、そして正社員への進路を明確にしています。

具体的には以下のとおりです。

1.ショートパート:1日4時間勤務
2.ロングパート:1日6時間勤務
3.マスター社員:1日7~8時間勤務

そして、マスター社員が一定の要件を満たせば、正社員登用試験に挑戦できるというものです。試験は、筆記試験と面接からなります。

【意見・感想・解説】

今回は、パートから正社員への登用制度に関する内容を取り上げました。とても、良い制度だと思います。

基本的には、パートには2つのタイプがあると思います。具体的には、ホドホド型とバリバリ型です。ホドホド型とは、短時間で補助的な仕事を中心にし、給料も例えばご主人の扶養の範囲内でよいとするタイプです。一方、バリバリ型とは、正社員と同じくらい働くことを希望し、責任ある仕事やそれに見合った処遇を志向するタイプです。

このように、パートの考え方も多様です。大切なのは、こうした多様な考えに合った働き方を会社が提供することです。そういう意味では、こうした多様なパートの雇用区分や正社員登用を明確にすることは、とても参考になります。

次回は、この会社のジョブリターン制度と社員区分変更制度を取り上げます。お楽しみにしていて下さい。