
【概要】
私は、よくセミナーでは、愛の4原則として、以下の内容がこれからの人事労務管理上大切だということを説明しています。
1.あいさつする
2.名前を覚える
3.ほめる
4.感謝する
「法律的な話しを期待していたのに、何だ、これは?」と思われる方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、これからは、会社や社員、上司や部下、同僚同士の間で、リスペクトし合う関係を築き上げていくことが重要であることは、間違いありません。
従って、先程述べた4つの原則は、これからの人事労務管理の基本原則になりますので、是非とも実践していただきたいと思います。
さて、今回は、世界的なベストセラー「こころのチキンスープ」から、「スラム街の奇跡」を紹介します。人を大切にすることで、大きな成功を産み出すことを示唆した内容です。
ある大学で社会学を学ぶ学生が、ボルチモアのスラム街に住む少年200人を対象に家庭環境と生い立ちを調査しました。そして、この調査結果をもとに、少年たちの将来性についてレポートを作成しました。そのレポートには、これらの少年たちの将来性は期待できないことが書かれていました。
そして、25年後にある社会学の教授が、この時の調査研究をみつけ、その時の少年たちがどのようになっているのか学生たちに調査させました。死亡したり、引っ越したといった理由により一部の少年は除かれましたが、残された180人のうち176人は弁護士、医者またはビジネスマンとして成功をおさめていました。
そして、このことに驚いた教授は、自ら一人ひとりに、成功に導いたものは何だったのか質問しました。すると、誰もが感慨をこめて、ある女性の先生の名前をあげました。そこで、教授は、この女性の先生に会うことにしました。
同書での教授とその女性の先生の会話は次の通りです。
「スラム街からあんなに大勢の成功者が出るなんて驚きました。あなたは、一体どんな魔法を使ったんです?」
その先生は、パツと顔を輝かせ、口元に微笑みを浮かべると、こう答えました。
「とても簡単なことです。私は生徒たちを愛したのです」
(「こころのチキンスープ」(ジャック・キャンフィールド+マーク・V・ハンセン 木村真理+土屋繁樹共訳 ダイヤモンド社)スラム街の奇跡 エリック・バターワース P10、P11より)
以上です。
このように愛は人の人生をプラスに変えることができます。
社内で、社員が相互に大切しあう関係を構築します。これが大切です。そして、それぞれが、会社、上司、同僚の期待に応えるべく、能力を向上させ、成果を出して共有することが、これからの人事労務管理のあり方といえます。









