
【概要】
あるWebプロモーションの企画・制作会社では、毎年6月に「オリジナル祝日」を設けています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.6月には日本の法定祝日がないため、毎年この時期に、独自の「会社オリジナル祝日」を設定しています。
2.5月5日の「こどもの日」から、次の祝日である7月の第3月曜日「海の日」までの間に祝日がないことが、その主な理由です。
【意見・感想・解説】
今回は、6月に「オリジナル祝日」を設けている事例を取り上げました。
6月は祝日がないため、社員にとっては長期間連続勤務となりやすく、心身の疲労が蓄積しやすい時期と言えます。
ですので、このように独自の休日を設けることで、社員の疲労軽減や気分転換につながります。
また、「6月に“オリジナル祝日”がある」というユニークな社内制度は、社外へのPR効果も期待できます。
とても参考になる事例です。
今回の事例を踏まえ、会社(社長)から社員へのメッセージおよび規程例を作成しました。ご参考ください。
会社から社員へのメッセージ例
社員の皆様へ
いつも業務に真摯に取り組んでいただき、心より感謝申し上げます。
私たちの会社では、社員の皆様の心と体の健康を大切に考え、今年も6月に「オリジナル祝日」を設けました。日本の暦では6月に祝日が存在しないため、この時期はどうしても連続勤務が続きやすく、疲労が蓄積されがちです。
そんな時期に、少しでも皆様がリフレッシュし、リラックスした時間を過ごしていただけるようにとの思いから始まった制度です。これは単なる休日ではなく、皆様一人ひとりへの「ありがとう」の気持ちを込めた、会社からのささやかなプレゼントです。
これからも、社員一人ひとりの笑顔が会社の未来を形作ると信じています。働きやすく、心地よい職場環境を共に築いていきましょう。
代表取締役社長〇〇〇〇
オリジナル祝日制度規程例
(目的)
第1条 本規程は、年間を通じた従業員の心身のリフレッシュを促進し、業務の生産性および創造性を高めることを目的として、当社が独自に制定する「オリジナル祝日」の制度について定めるものである。
(定義)
第2条 本規程において「オリジナル祝日」とは、祝日の存在しない6月に、当社が独自に設定する特別休日をいう。
(設定の趣旨)
第3条 オリジナル祝日は、5月5日の「こどもの日」から、次の祝日である7月の第3月曜日「海の日」までの期間に祝日が存在しないことを考慮し、従業員の休息機会を確保するために設定する。
(設定時期および日付の決定)
第4条 オリジナル祝日は、毎年6月のいずれかの平日を対象とし、次の各号に基づき、代表取締役が決定する。
1.前年末までに今年のオリジナル祝日を決定し、全従業員に通知すること。
2.業務の繁閑状況を考慮し、部署間での調整を経て決定すること。
3.必要に応じて複数の候補日から従業員による投票を実施することができる。
(取扱い)
第5条 オリジナル祝日は、会社が付与する特別休日とみなす。
2.オリジナル祝日に出勤を求められた従業員には、振替休日を別途指定するものとする。
(手続き)
第6条 オリジナル祝日の設定後は、総務部門が社内掲示・イントラネット等により当該日を周知し、勤怠システムにも反映させるものとする。
(附則)
第7条 本規程は、令和◯年◯月◯日より施行する。
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坂本 直紀(さかもと なおき)
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坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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