メンタルヘルス不調が若者に急増し、重い責任や仕事量に悩む10代・20代社員のイラスト
日本生産性本部の調査をもとに、10代・20代社員のメンタルヘルス不調増加と責任・権限のギャップを説明する漫画
心の病にかかる社員が多い年代として10代・20代を挙げる企業が増加。若手社員に重い責任が任される一方で、見合った権限やポストが不足していることが課題とされています。

【概要】

日本生産性本部の調査によりますと、「うつ病など心の病にかかる社員が最も多い年代は、10~20代」であると答えた企業の割合が、過去3年間で急増しています。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.40代が多いと答えた企業は35.8%で、30代も32.6%を占めています。10~20代は27.9%ですが、前回の14年調査の18.4%から10ポイント近く上昇しています。

2.生産性本部は、「若者でも責任の重い仕事を任される一方で、その難易度や責任の程度に見合ったポストや権限が与えられず、不調に陥る人が増えている」と分析しています。

【意見・感想・解説】

今回は、若者のメンタルヘルス不調者が増加している現状を取り上げました。近年は人手不足ということもあり、入社早々に即戦力として業務を遂行する人材もいる一方で、それに見合った適切な処遇や制度が行き届いていないことがあると思います。

かかる状況下で、若い社員のストレスが大きくなり、メンタルヘルス不調につながるリスクが出てきても全く不思議ではありません。
「なんで、俺ばかり、私ばかり、、、。」
「入社して1~2年で辞めるわけにはいかないし、、。」
など、様々な心の叫びが聞こえてきそうです。

こうしたメンタルヘルス不調を予防する上では、コミュニケーションが重要な役割を果たします。職場では、以下の4つを励行するとよいでしょう。
1.名前を覚える、名前をいう
2.あいさつする
3.ほめる
4.感謝する

特に、「ほめる」ということは、相手を認めることにつながります。上司や周囲から認められれば、本人は嬉しくなり、自分と周囲の人たちを大切にする心の余裕が生まれます。