長時間労働是正策としてノー残業デーの徹底が最多となった経団連調査を示すオフィスのイラスト
経団連の長時間労働是正調査について、270社の回答やノー残業デー徹底が最多だった結果を会話形式で説明する漫画
経団連の調査で、長時間労働是正に向けた取り組みは「ノー残業デーの徹底」が67.8%で最多となりました。

【概要】

経団連が長時間労働の是正に向けた取り組みについて加盟企業に調査しました。調査結果の概要は以下の通りです。

1.経団連が加盟する全国の大手企業などを対象に行い、270社から回答がありました

2.長時間労働を是正する取り組みについて複数回答で聞いたところ、「ノー残業デーの徹底」が最も多く67.8%でした。

3.次いで、「時間外労働の事前申告制」が67%、残業しなくても済むように「業務の効率化」を進めるが55.2%でした。

【意見・感想・解説】

今回は、各企業の長時間労働是正策を取り上げました。

「ノー残業デーの徹底」が最も多い結果になりました。例えば、週の半ばの水曜日をノー残業デーとし、その日は、早く帰ることを促すことは、とても効果的です。

ただ、ノー残業デーといっても、残業をする社員の発生も考えられますので、社内に「ノー残業デー」のポスターを掲示したり、社内放送で「本日は、ノー残業デーなので早く帰りましょう」とアナウンスする等して、意識を高めていくことが必要です。

しかし、一方で、サービス残業にも気をつけなければなりません。いわゆる持ち帰り残業です。

「会社は、ノー残業デーで追い出されるので、家で仕事の続きをしよう」ということになったら、長時間労働の是正の観点からは、全く意味がないことになります。むしろ、セキュリティリスクが高くなったり、
家で仕事をされていたら家族の方も不快に感じるかもしれません。

従って、ノー残業デーの場合は、持ち帰り残業のようなサービス残業が発生していないか、きちんと確認するとよいでしょう。