毎週水曜日の正午から午後3時まで社内パソコン使用を禁止し、社員がミーティングや勉強会でコミュニケーションを深める取り組み
毎週水曜の正午から午後3時まで社内パソコン使用を禁止するプレミアムタイムに、社員が席を離れてミーティングや勉強会を行う様子
酒類等の製造販売会社では、毎週水曜日の正午から午後3時までを「プレミアムタイム」とし、パソコン使用を原則禁止。社員同士の対話、ミーティング、勉強会を促進しています。

【概要】

ある酒類等の製造販売会社におきましては、一定時間、パソコンの使用を禁止しています。具体的には、次の内容が特徴的です。

1.毎週水曜日の正午から午後3時まで、原則として社内のパソコンを使ってはいけないとしています。この時間帯を「プレミアムタイム」とよんでいます。

2.この取り組みは、パソコンに接する時間が長くなると、社員の営業力、コミュニケーション能力等が失われるかもしれないという社長の危機感からうまれました。

3.この取り組みにより、その時間帯は、席を離れてのミーティングや勉強会を始める光景がでてきました。

【意見・感想・解説】

今回は、一定時間、パソコンの使用を禁止する取り組みを紹介しました。

もはや、パソコンは業務を遂行していくうえで、必要不可欠なものになっています。一方で、過度にパソコンに依存してしまいますと、社内のコミュニケーションが不足したりしてしまうおそれがあります。

極端な例かもしれませんが、例えば、朝、社員が出社したときに、「おはようございます」と挨拶をします。そのときに、パソコンで作業していて挨拶しなかったり、挨拶したとしても、パソコンの方を向いたままで、顔を上げずに小さい声で挨拶するということはないでしょうか。

また、席が近くなのにも関わらず、メールで連絡を取り合うということもないでしょうか。勿論、メールの方が適している場合もありますが、一言二言、話して終わることを、あえてメールで対応しているとなれば、それはいかがかなと思います。

やはり、職場でのコミュニケーションは大切です。

そのためには、今回の取り組みのように、一定時間をプライムタイムとして、勉強会やミーティング等、社員と社員が顔を合わせて、接する機会をもてるように創意工夫していくことが重要です。

そして、今回の事例のように、一定時間、パソコンの使用を禁止して、こうしたコミュニケーションを促す取り組みは、とても参考になります。