
【概要】
ある鋼管製造会社におきましては、社内講師に若手社員を抜擢しています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.理論研修という研修を行っています。講師は、入社6、7年目の若手技術員です。
2.講義の内容は、なぜ、こうのような作業をすると、こうなるのか等の理論を教えます。
3.講義に際しては、事前に外部講師による教え方を学ぶ「トレーナー研修」や模擬講義を実施しています。
【意見・感想・解説】
今回は、若手社員が社内講師を担当する事例を紹介しました。とても素晴らしい取り組みです。
まず、私自身、以前は受験機関で中小企業診断士の講師をしており、また、現在もセミナーや社員研修を行っており、実感しているのですが、講師として人前で話をすることは、結構、大変です。資料の事前準備や、また当日、貴重な時間をいただいて、私の講義を聞いてくれるのですから、参加者には満足してもらわなければならないからです。
ただ、一方で、講師をすることにより、間違いなく自分自身のスキルは高まります。なぜならば、人に理解してもらうためには、話し手自身が理解していなければなりませんから、かなり真剣に勉強して知識を吸収することになるからです。
従って、今回のケースは、会社が若手社員にとって、良い成長の機会を付与しているといえます。
また、会社としても、トレーナ―講習等を通じて、バックアップしていることも好感が持てます。とても参考になります。









