
【概要】
大阪商工会議所は、在阪中小企業の新入社員の社会人生活に対する意識調査を実施しました。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.新入社員が「社会人生活において大事だと思うこと」は、「元気に挨拶し笑顔を絶やさないこと」(62.7%)が最多でした。
2.「会社・職場に望むこと」は、「良好な人間関係」が最多で、回答率(89.8%)もこれまでで最高でした。
3.「理想的な仕事」は「自分にとって楽しい仕事」(67.6%)が最も多く、次の「収入が安定している仕事」(27.%)を大きく上回りました。
4.転職については、「機会があれば転職してもよい」が34.6%でした。学歴別では、大卒(38.0%)のほうが高卒(24.0%)より転職志向が強くなっています。
【意見・感想・解説】
今回は、新入社員に関する意識調査を取り上げました。
先程の調査結果をまとめますと「元気に挨拶し笑顔を絶やさず、良好な人間関係で、自分にとって楽しい仕事」を望んでいるということになります。
勿論、このような状態が理想的ではありますが、社会人生活なると、なかなかこのように、うまい具合に行くとは限りません。時には落ち込んだり、人間関係に悩んだり、自分にとって合わない仕事もやらなければならないこともでるでしょう。そういう時でも、前向きに頑張ってほしいと思います。
さて、私が特に気になったのは、転職志向が高いという結果が出たことです。約35%の人が、新入社員の段階から、機会があれば転職してもよいと考えています。終身雇用制は崩壊したともいわれていますが、そのことが如実に表れています。
しかし、会社としては、少子化の中、折角、採用した社員がすぐに他社に転職したら、たまったものではありません。
こうしたことから、勿論、新入社員に迎合して無理な要望を聞き入れることは絶対あってはなりませんが、職場内のコミュニケーションを円滑に図り、社員の会社に対する帰属意識を高めていくことは重要といえます。









