
【概要】
あるインターネットコンテンツ事業を行う会社では、社長の推薦状という制度を設けています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.退職する社員の転職のため、希望者には社長自らが推薦状を書きます。
2.推薦状をもらう要件は、次の通りです。
・会社に貢献していること
・勤怠が良好であること
・会社が認めるレベルの引継ぎ等を完璧にこなしていること
・心身ともに健康であること
・円満退社であること
【意見・感想・解説】
今回は、退職する社員のための社長の推薦状制度を取り上げました。とても珍しく、素晴らしい制度です。
私は、よく社員が退職するときこそ、丁寧に対応するべきだとお話ししています。なぜならば、円満退職を心掛けることで、会社への良い感情が芽生え、退職後に生じる様々な労務管理上のトラブルの発生の防止につながります。
また、良い感情が芽生えたこともあり、退職後、再び、会社に戻ってくることもあります。こうした社員は、会社の実情はすでに把握しているので入社時の教育はほぼ必要ありませんし、退職したにも関わらず再び働かせてもらうということで、さらに良い感情が芽生え、モチベーションが向上することが期待できます。
さらにいえば、退職した社員は、自社のお客様になってくれることもあります。そのときに、会社に対して良い感情があれば、口コミ効果も期待できます。
このように、退職した社員に会社に良い感情を抱いてもらうことはとても大切になります。
そして、この社長の推薦状制度は、まさに、こうした良い感情を退職した社員に抱いてもらう上で、効果的です。とても参考になります。









