
【概要】
ある会社では、毎週正社員約100人一人ひとりと社長との間で、交換日記を続けています。具体的には以下の通りです。
1.店舗の拡大とともに社員数が増加しました。そのため、経営トップと社員との関係が薄らぐことに危機感を感じた社長が、交換日記を開始しました。
2.交換日記の仕組みは、次の通りです。正社員全員が毎週、A4用紙1枚の「日記」を書いて、金曜夜に社長宛にファクスします。社長は土日を利用してすべてに目を通し、赤ペンでコメントを書き込みます。そして、月曜までにそれをスキャナーで読み取ったファイルを、メールで返信します。
【意見・感想・解説】
今回は、社長と社員との交換日記について、取り上げました。とても、素晴らしいと思います。
私は、よく、会社と社員との間の距離、組織間の距離、上司と部下との距離を縮めることが重要だと説明しています。この距離とは、心理的な距離を意味します。
会社の規模が大きくなればなるほど、経営トップの方針が社員一人一人に伝わりにくくなったり、また組織も縦割りとなりセクショナリズムが生まれるといった問題の発生が懸念されます。従って、いかに心理的な距離を縮め、社員の会社への帰属意識を高めるかが重要になります。
こうした意味において、今回の交換日記は、とても参考になります。社長と社員との間の心理的な距離が縮まります。そして、社長の考えについて、社員一人一人が、理解することにつながります。









