
【概要】
ある鋳造関係設備の国内トップメーカーの取り組みを紹介します。会社方針として「活人主義」を掲げ、「一人ひとりの成長と能力発揮の場の提供に力を入れてきました。
2008年に、社員自らの意思で参加を決め、自ら受講料を負担して受講する新しいタイプの自己啓発研修をスタートしました。今回は、自己啓発研修の内容について説明します。ポイントは以下のとおりです。
1.講座のテーマは「心・技・体」でまとめています。
2.「心」は、コミュニケーション向上研修です。相手の気持ちを理解して行動するためのツールを身につける「EQ能力発見」研修などがあります。
3.「技」では、仕事を円滑に進めるための役立つスキルであり、ロジカルシンキング研修やタイムマネジメント研修などがあります。
4.「体」とは、ビジネスマンとしての必要な基礎知識です。決算書の見方・考え方等を学びます。参加者は、新人から役員まで幅広い層となっています。
【意見・感想・解説】
この事例から感じることは、社員の自己啓発を積極的に支援しており、優秀な社員の確保・定着に大きく寄与していることです。
私は、以前、中小企業診断士の受験講座で講師をしていました。そこでは、多くのビジネスマンが休日に学校に来て、一生懸命勉強しています。
このように、自己啓発に積極的な方は多く、このように学びに対して前向きな方は、企業にとって必要な人材である可能性が高いと思われます。そして、こうした人材の自己啓発に対して、企業が積極的に支援することを通じて、帰属意識を高めることは、とても意義があります。









