
現在のテーマは「長時間労働対策」です。
今回と次回の2回にわたり、「長時間労働が発生する主な要因」について取り上げます。
残業が当たり前となっている職場風土
会社に遅くまで残って仕事をすることが“当たり前”とされ、定時に帰ることにためらいを感じるような職場風土は、長時間労働を生み出す大きな要因の一つです。
特に管理職が常に遅くまで残っていると、部下は帰りづらくなってしまいます。
さらに、上司が「遅くまで働く社員ほど優秀だ」といった価値観を持っている場合、その風土はますます固定化されます。
まずは「残業=当たり前」「遅くまで働く=頑張っている」という考え方を見直し、成果を重視した働き方に意識を転換していくことが大切です。
残業の管理体制が不十分
残業時間の把握や管理が十分でないことも、長時間労働を助長する要因です。
本人・上司・人事部のいずれもが月ごとの残業時間を正確に把握できていない場合、知らないうちに長時間労働に陥ってしまうことがあります。
このような状況を防ぐためには、社員一人ひとりの労働時間を適切にモニタリングし、残業が一定時間を超えた段階でアラートを出すなど、早期に是正できる体制を整えることが重要です。
次回も引き続き、「長時間労働が発生する主な要因」について解説します。
どうぞお楽しみにしてください。
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坂本 直紀(さかもと なおき)
人事コンサルタント/特定社会保険労務士/中小企業診断士
坂本直紀 社会保険労務士法人 代表社員
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