
【概要】
ある通信サービス業の会社では、社員や家族の医療費の自己負担額を一定限度まで支給しています。具体的には、次の内容が特徴的です。
1.健康保険制度に基づく医療費は3割が自己負担になります。この会社では、この自己負担分のうち独身社員で年間3万円、既婚者は家族分を含め年間6万円を上限に会社が支給しています。
2.独身の社員からは「ペットも家族」との声が上がりました。そして、医療費の支給対象にペットも認めることにしました。
【意見・感想・解説】
今回は、医療費の自己負担額を会社が支給する制度を取り上げました。
本人のみならず、家族、そしてペットまで支給対象としています。実に大胆です。そして、とても素晴らしい制度です。
これまで社員の健康を考慮した様々な制度を紹介しています。このように社員や家族を会社が大切にする姿勢を目に見えるかたちで制度化することは、とても効果的です。社員の会社に対する良い感情が芽生えることが期待できます。
世の中では、ブラック企業という言葉が目立ってきました。書店でも、ブラック企業に関する書籍が色々出ています。
こうした状況下においては、社員を大切にする企業は、間違いなく他社との競争上の差別化につながります。なぜならば、他社がブラック企業であるという理由で労使間トラブルに巻き込まれている中、社員を大切にする会社が全社一丸で業務を遂行しているのとでは、どちらが優位であるかは明白です。
今回の事例のように、会社は可能な限り社員を大切にする制度を実施するべきといえます。









